「ゲーム業界、ハードウェア@2ch掲示板 ゲハ なぜ戦うのか(1)」からの続きです。
プレイステーションとセガサターン。1994年の年末にほぼ同時に発売された2つのハード。
3D技術を使った今までにない映像を体験させてくれるこの両機は次世代ゲーム機戦争の主役となりました。
当時は格闘ゲームブームの真っ最中。セガのバーチャファイター、ナムコの鉄拳がアーケードゲームを席巻していた時代に、家庭用ゲーム機で同じゲームができるというだけで、4万円のゲーム機本体の価格を安いと考えるユーザーも多くいました。
バーチャファイターをキラーソフトに持つセガと、それに対抗するべくナムコ(鉄拳)を味方に付けたソニーの殴り合いが1年ほど続きます。
両機の発売から約1年後、1996年初頭。事件が起こります。
プレイステーションへのファイナルファンタジー7発売のニュースがよくわからないCMとともに発表されました。(うろ覚え)
ここで勝負あり。
その後のハード発売はこのような流れ。
1998年11月:ドリームキャスト(セガ)
2000年 3月:プレイステーション2(ソニー)
2002年 2月:XBOX (マイクロソフト)
PS互換機能とDVDプレイヤーとしての需要を背景に盤石としたPS2は、他の追従を許さず圧倒的な普及を見せます。
プレイステーションでセガをやっつけたソニーは、その後継機PS2にて本当の意味で覇権をとることになります。
ソニープレイステーション(2)の勝利で終わった一連の次世代ゲーム機戦争。
敗者であるのはセガという会社だけではありません。セガサターンの発売からドリームキャストの終焉までの数年間にわたりセガを愛し、敗戦を自らのことのように悲しんだユーザーはどこへ行けばよかったのでしょうか?
この戦争がその後の新たな闘争への火種となるのは明らかでした。
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